月寒九条の会講演会・設立総会
『月寒九条の会』は、2013年6月29日午後、東月寒地区センターにて、講演会と設立総会を開催しました。
講演会に先立ち、うたの会「木いちご」のメンバーによる合唱と、呼びかけ人にもなっている村場辰彦氏らによる「村場流八丈太鼓」の演奏がされました。太鼓の演奏は会場からの飛び入りもあり、勇壮でなごやかな演奏となりました。
<<「安倍政権の改憲の狙いと平和憲法の輝き」高崎暢弁護士の講演>>
高崎弁護士は、「安倍首相は日本の憲法はアメリカから押しつけられたものではなく、戦後の日本で積極的に受け入れられた。押しつけというなら、軍事基地こそ押しつけ。９条改訂は難しいと見て、９６条改訂を持ち出した安倍首相には、改憲派からも邪道と批判されている」と語りました。しかし、「安倍首相は、９条改憲の前にも解釈改憲で日本をアメリカと一緒に戦争のできる国にしようとしている」と安倍政権の危険性を指摘。「改憲に反対する幅広い運動を作っていくとともに、選挙で改憲派を少数派に追い込むことこそ大切」と語りました。
<<月寒九条の会設立総会>>
左より、開会挨拶をする結城さん、代表世話人として挨拶する奥田さん、閉会挨拶をする高畑さん
総会は、野口世話人による経過報告のあと、申し合わせ事項を承認し、代表世話人（共同代表）として、奥田、三上の両氏、世話人として、加藤、加納、鈴木、高畑、野口、村越、吉野の７名を選出しました。なお、世話人に女性がいないことから、今後、女性の世話人を追加することを確認し終了しました。